ゲーム部プロジェクト、桜樹みりあ、道明寺晴翔の声優サイレント変更で1万人強のチャンネル登録解除

7月 30, 2019

ゲーム部プロジェクトですが、色々VTuber業界に嵐を起こしたなぁって思います。

個人的にも好きなVTuber達だったのでちょっと感情的になる部分もありました。
またVTuberという現在の定義は、魂と器がセットで一人という構造であった為、その概念を容赦無く壊しにきたUnlimitedに怒りすら感じることもありました。

実際その反響は大きく、VTuber史上初の半日で1万人以上のチャンネル登録解除が行われ、多くの方々に衝撃を与えたことは容易に伺うことができます。

https://matome.naver.jp/odai/2156254019992515601

ただこの頃もう1つVTuberの定義に関する話題がでていました。
VTuberのトップスターであるキズナアイちゃんが分身したのです。

これはVTuberの新たな開拓先として”世界”を強く意識したのと、国内でもより多くの活動の場を用意していけるようにの施策として、とても”理解できる”施策でした。

好きかと言われれれば、VTuberの魂と器がセットという概念からはずれるので「いやぁ好きではない」と個人の感情論であればそう答えるのですが、実際キズナアイはVTuber業界を背負っている存在で、多くのVTuberが幸せになるのは活躍の場が増えるに超したことはなく、結局”認めざるを得ない”という状況です。

こうしてキズナアイを”認めた”後にゲーム部プロジェクトのことを考えると、、、

中の人が変わることは”有る”んだよなということなんです。
なんかセットで認めざるを得ないという気持ち。
もともとVTuberは「AI」→「電脳世界の存在」→「現実世界の電脳アバター」みたいに定義が変わっていってるところもあり、「電脳キャラクター」という現在の形に落ち着いても、まぁ変化ということなのかと受け止めることはできなくもないなと思いました。

個人的にはそれでもVTuberという定義は器+魂セットであったほうが美しいと感じるのですが、これは自分の個人的希望にしかすぎないと感じます。

そしてUnlimitedから公式の声明もありました。

これを読んで個人的にはだいぶスッキリできました。

ゲーム部プロジェクトは当時はVTuberだったとしても、おそらくショートアニメが増えてきた段階で実質CTuberと言える、キャラクタービジネス、IP商品としての道を歩んでいたんですよね。

今VTuberの業界で最も”アニメ”を作れているのは、間違いなくこのUnlimited社であり、その筆頭はゲーム部プロジェクトになるので、これからは是非その方向性にこだわって、CTuberの開拓者として道を切り開いていって頂けたら素敵だなと思います。

閑話休題

少し話は戻るのですが、結果今回一番問題だったのはどこなのか。

個人的推察では、

・Unlimited社の声明が余りにも遅かったこと
通常変更前に通達をすべきでしたが、炎上し、多くの人が悲しみと怒りを持った後に発表されました。
炎上商法がしたかった可能性もありますが、いずれにしてもユーザーライクで真摯な対応とはほど遠い対応と言わざるを得ません。

・VTuberとして募集し展開し、VTuberあるまじき引退のさせ方をしたこと
視聴者の多くはVTuberとしての四人を応援しており、多くの投資をしてきている。
そうしたユーザーを無いがしろにして、唐突に魂を入れ替えたこと。
せめて卒業(引退)してほしかった、お別れを言いたかった、といった気持ちはとても良く自分はわかります。
キャラクターの引退が難しいかもしれない。それでもIFや番外編として魂の卒業式をすることはできたのではないかと今でも思います。

今後恐らくUnlimitedは問題にならないくらい大きな成果を作り上げていくと私は思っています。
利益に関してはVTuber自体が赤字産業なところはある為、どうかなとは思いますが(特に動画はコストがかかりますし)
Youtubeでのフル3Dショートアニメの先駆けではありますし、キャラクターを魅力的に見せる技術は確かなものがあります。
結局チャンネル登録1万〜2万減ったところで、今後すぐに増えてとり戻す人数のほうが多いことだとも思います。

今後益々の繁栄をしていくであろうUnlimited社は今後も注目ですが、できたらもう少しユーザーライクで、カッコイイ真摯な対応をとって、素敵な業界の牽引者として立って欲しいなと願っております。

星宮

VTuber情報

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